イギリス・ロンドンにて

国際都市ロンドン。人種も国籍も様々いる。到着したSt. Pancras International駅とKing's Cross St. Pancras駅は小さな道路を挟んで隣になるので早速予約していた翌日のヴァージンの切符を手に入れに行った。予約番号伝えてカード出したが、ついでにメールで来ていた翌朝の列車のグレードアップして欲しいと尋ねたが、華麗にスルーされた。

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キングスクロス駅に入ってすぐのところには大勢の旅客が電光掲示板を見上げて自分の乗る列車が何番線から発車するのか確認していた。発車15分くらい前にならないと番線が出ないのはどうしてなのだろうか?
さて、ホテルへ地下鉄へ。オイスターカードを購入し乗車。地下鉄は新車で、非常に乗り心地も環境も良く、また電光掲示板も分かりやすかった。問題なくHammer smith到着。トップキャップ制度があるので、1日何度乗っても一定料金でストップ。なので改札を出ることに恐怖が無い。これは公共交通料金が高いと言われている日本でも、特に山手線内や23区内駅で導入したら良いのではと思う。

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ホテルに荷物を置いた後ロンドンブリッジへの途上、電車が止まり、さあどうする。迂回乗車をしようにも途中から分からなくなり、結局元へ戻ると運転を再開していた。大勢の現地人が大移動し、紺線が積み残ししているような光景を目の当たりにしたのに、これは平常運行?

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(続く)

移動日(ドイツ→イギリス、2)

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 ブリュッセルの駅でユーロスターへのチェックイン(1時間前からと開始と言われていたが、その前から可能であった。)ベルギーの出国審査とイギリスへの入国審査を同時に行う。ちなみに、フランクフルトで入国審査した際のスタンプには飛行機マーク、ブリュッセルでは汽車のマークが付いており、何処で出入国したのか分かるようになっている?入国カードの記入もなくパスポート見せての入国審査。比較的質問多し。入国して何日滞在か、何処か、その後は、日本に帰った後はどうするのかとか。想定してなかったので日本に帰った後はという質問に、日本は自分の国だと答えてしまった。答えが欲しかったのは仕事とか学校とかそういうoccupationの部分であった。手荷物検査では特に厳しいというわけでもなく、凶器類の持ち込みに重点が置かれている印象。変わらず金属探知機は厳しい。日本がザルのようなものではあるが。

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 乗車開始時刻になりいざホームへ。今回乗車するユーロスターはリニューアル前の車両。列車は座席希望ができない全車指定。中央を基準に向かい席になっているので半分は進行方向と逆向きである。加速は結構劣るがICEと違い常に高速で走るので気分は良い。シートピッチも狭く、車内の古臭さと照明が暗いのは残念である。個人的には新型class320に乗りたかったが、そちらはフランス・パリ行きのみのようで、ブリュッセル乗り入れはもう少し先になるのだとか。

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 ブリュッセルを出て30分程のところの空が綺麗で写真を撮りまくる。ウェザーニューズへ送りたいぐらいであったが、フリーWiFiの設備が無いので諦める。
 途中幾つか駅に停まるが全てフェンスやワイヤーロープなどで隔離された専用ホーム。既にイギリス入国済の扱いなので当然なのかもしれないが、こういう経験が無い分不思議な気分でもある。
 ユーロトンネルに入る際にとは特にアナウンスもなく、車窓でトンネルのサインを見てここかという印象。イギリスに入り、何か変わったこともなく、何となくしているうちにロンドンへ到着。ロンドンも国境駅とあって入口出口は別。降りたらホーム端の出口へ向かう。当然ながら在来線javelinとの間にワイヤーあり。先頭車を居合わせた日本人男子とともに撮影しあとにした。記念撮影大好き日本人。

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続く

移動日(ドイツ→イギリス、1)

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(※↑これには乗ってない)

ドイツ入国から3日目はイギリスへの移動日である。早めにホステルを出、駅で朝食のパンとコーヒーを購入。ホームの椅子に腰掛けながら食べる。五月のハンブルクは上着を着ていても寒くホットコーヒーが身にしみる。
朝7時。ICEに乗りハノーファーへ。通勤客が多く座席はほぼ満席。乗ったICEはIEC2で8両編成。ICE1が前後に機関車を連結しているのに対し、ICE2は片方にしか連結していない。また増解結ができるため、車両によって列車番号や行き先が異なる場合もある。今乗っている列車もハノーファーで前に連結した。

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ハノーファーからケルンへの列車もICE2の16両編成。この列車もデュッセルドルフ行きとケルン行きの連結で、途中駅で分割がある。車内は非常に空いており、また静かで窓の外の田園風景とともに非常に快適である。フリーWi-Fiを利用しながらYahoo!を見ていると何となく現実逃避しているような気分になった。

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途中ヴッパータールではヴッパータール空中鉄道の軌道がしばらく併走する。ただ恥ずかしながら下調べもせず、モノレールの姿が見えなかったので産業遺産か何かと思い写真を一枚も撮らず。帰国後世界最古のモノレールと知り、やっちまった感が半端なかった。

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さて、ケルンに到着し乗り換え時間も少々あったので駅前の大聖堂を見に行った。1880年に建てられた教会で、世界遺産にも登録されている。外壁の黒ずみが歴史を表しているようにもある。ケルンでの乗り換え時間は30分しか用意していなかったので今回は外観のみの観賞。

ケルンからようやくICE3に乗ることができた。ICE3は先代と違い、動力分散式の電車である。乗車率が高く、荷物棚に多くのスーツケースが既に載っており、他人様の場所に自分のものを置かせてもらった。ICE1,2同様に車内は若干狭さを感じる。新幹線のシートピッチと比較するとかなり狭い。この列車にもフリーWi-Fiが備えているが、ベルギー国境を越えると一切外部との通信ができなくなった。ドイツ国内のみのサービスのようであった。今回の旅では日本国内キャリアの海外利用をする気はなく、また複数国移動する関係で現地のSIMカードを買っていないのでフリーWi-Fiのみが通信の頼みである。余談ではあるが、海外旅行において意図した通信をしていなくても同期などバックグラウンドで勝手に通信して高額な請求がくる恐れもあるので小生は基本的にスマホはオフラインモードにしてデータ通信はiPadで行っている。SIMフリーiPadは非常に便利なのでオススメする。

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(続)