日本テレビ、JR山手線車内で巨人戦生放送

 日本テレビJR東日本は4月18日(火)から山手線一編成で車内液晶表示器を活用した巨人戦生放送を実施すると発表した。地上デジタル放送を活用したもので音声は出ないものの鮮明な映像が楽しめそうである。
【公式:東日本旅客鉄道
http://www.jreast.co.jp/
http://www.jreast.co.jp/press/2005_2/20060210.pdf



チラシの裏だいせん
 さて今回、山手線の車内液晶表示器で地デジを活用した放送を開始すると発表した。
 個人的には京浜急行が毎正時にNHKのニュース(録画)を放送していたが、今回は生中継ということである意味で結果が欲しいものである。
 今回の放送が成功すれば、たとえば地震が発生した場合には広告放送からNHKなどの地震速報に瞬時に切り替え、旅客に情報提供が瞬時にいくなど災害時の情報提供手段としてかなり期待できる。携帯電話の規制中でも情報が提供できるため、パニックの防止にも効果がありそうである。
 一方で今回の放送で失敗し、映像が乱れたり放映できなかったとすればデジタル放送自体の信用性が揺らぐものであり、その意味では国レベルで結果が重要になりそうである。
 今後、京浜急行のように音声も一緒に聞けるようになればいいと思う。まだまだ実験段階の途中であるようである。