女川駅

 津波の被害を受けた女川駅の画像を何度みてもそこが女川駅なのか理解できない。
 2005年8月4日に女川駅を訪れた。折しも私の誕生日であった。ホームに上がる階段には「チリ地震津波 階段の青い線の高さまで津波が押し寄せました!」とあった。当時はここまで来たのか、とぐらいまでしか感じなかった。今回の太平洋沖地震では石巻で7.7mの津波があり、女川でも甚大な被害を受けた。列車が津波に流され横転している画像などを見ると残念な気持ちと共に津波の凄まじさを感じずにはいられない。

 地震発生から1ヶ月以上がたち、ようやく現地から入ってくる様々な情報や画像で2005年の思い出と重ねられるようになってきた。今も津波原発の被害で運転再開には至っていない路線がある。JR東日本は被害が大きかった線区でも全線で復活させることを発表している。時期はいつになるかは分からないにしても、復活したときにはもう一度東北太平洋側を訪れたいと思う。


2004年夏に撮影した女川駅

被災した女川駅舎。跡形もなくなっている。Wikipediaより拝借

ホームに上がる階段。今回はそれを大きく上回った。

ホーム風景。

女川駅津波の被害を受けた画像はWikipediaより。他は2005年8月4日に管理人が撮影したもの。