東部幹線全車指定自強号の話し

 7月16日より台湾鉄道のダイヤ改正が行われるが、台湾旅行で気をつけなければならない全車指定自強号の話し。
 台湾鉄道は特急相当の自強号、急行の莒光号、準急の復興号、快速の区間快、普通列車区間車・普快車に分類できる。今回のダイヤ改正の大きな目玉である花東線電化によって台北〜台東まで電車特急の普悠瑪(プユマ)号が直通運転を開始する。台湾特急は全列車全席指定となっているが、一部を除き指定券を持っている旅客が来るまでの間、空いている席に座席の指定を受けてない旅客が座っても良いルールになっている(通称「無座」)。この除かれた一部が普悠瑪号と太魯閣号である。130km/h走行をするため危ないというのが理由である。
 さて、今回のダイヤ改正で東部幹線(台北〜花蓮)の自強号は台東まで直通していた自強号が普悠瑪号に置き換えられるため無座不可の列車となる。現行台北→花蓮で普悠瑪号と太魯閣号は34本中19本であるが、ダイヤ改正後は37本中26本となる。また、台北→台東までの直通は7本から13本に増えるが内普悠瑪号は9本、花蓮→台東では18本中9本となる。
 台北から花蓮までの東部幹線の自強号のうち、速達の普悠瑪号や太魯閣号は指定席が取りづらく、繁忙期は発売と同時に完売となるケースもある。日本から台湾へ鉄道利用の旅行をする際は、前もって座席指定をしていた方が良いと思う。購入方法は「かまてつ」の「海外鉄道情報台湾編」>「臺灣鐵路管理局」>「日本での乗車券予約方法」を参考にしてみて下さい。
台湾鉄道の旅は楽しいですよ!!!
http://kamatetsu.fc2web.com/data/oversea/taiwan/traticket.html