ドアコック封印について

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 昨今、運転席側窓下付近にドアコックを取り付ける会社が増えているが、昨年2019/11/29、東急宮崎台駅で通過中の電車のドアコック蓋が開いていたことによりホームドアと衝突する事故が発生した。以降、田園都市線の電車でドアコック蓋がテープで封印されている。
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一方で、西武車でもドアコック蓋の封印が始まった。
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 西武車の件についてはプレスリリースや目撃情報等が出ていないため、何処で発生したかは不明だが、ガムテープ処置がされていたため同様の事故が発生したようである。
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応急処置として蓋全体に銀のテープで封印したほか、
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ドアコック蓋の爪を取り除く処置がされています。
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(本来の姿。参考:東武車)
 この位置にドアコックを設置したのは東武鉄道50000系が初めと思われるが、デビューして約15年経つが事故等が発生しておらず、ここ最近になって急に事故が連続したのかは謎である。もちろん、蓋は開いたが事故にならなかったケースや、そもそもホームドアがここ数年まで設置されていなかったなどの要因はあるが。
 今後、事故原因と、この位置のドアコック設置が無くなるのか、一方でドアコック蓋をより安全で振動等では開かないようにするのか、気になるところです。